議会活動報告

大井町線溝の口駅のホームドア3月末に設置、田園都市線は2017年度設置予定と答弁

2016年3月9日

3月8日、予算審査特別委員会で、①津田山駅の橋上駅舎と駅ホームドアの設置について、②待機児童解消、保育士処遇改善、DV相談支援と児童相談所の体制強化等子ども未来費の拡充、③公衆浴場の振興策について質問しました。

今日は①の質問(概略)と答弁を報告します。

【石田質問】津田山駅の橋上駅舎と駅のホームドアの設置について質問します。津田山駅の橋上駅舎化について、12月議会で「施行協定後に事業内容についての住民説明会を行う」との答弁でした。施行協定の進捗と工事着手の時期について伺います。また、住民説明会のスケジュールについても伺います。

【まちづくり局長答弁】はじめに、橋上駅舎化に向けたスケジュールにつきましては、駅舎北側の事業用地を昨年12月に取得し、現在、橋上駅舎化整備に先立ち、支障となる既存駐輪場及び下作延小学校校庭の遊具の移設に向けた調整を行っているところでございまして、 JR東日本とは、平成28年度に施行協定を締結し、その後、工事に着手できるよう、同社をはじめとする関係者と協議調整を進めているところでございます。次に、住民説明会につきましては、同社との施行協定 を締結した後、事業内容等について改めて地域の皆様に説明会を開催するとともに、工事着手前には、詳細な工事内容等について説明会を開催してまいります。

【石田質問】次に、ホームドア等整備促進事業についてです。昨年の3月、私の文書質問に対し、「今年度から1日の乗降客数が10万人以上の駅を対象に補助制度を創設し、今年度は東横線武蔵小杉駅、来年度は大井町線溝の口駅への設置に対して補助を行い、ホームドア設置を促進する」「東急電鉄は2020年を目標に、市内の全駅にホームドアをつくることが公表された。その他の鉄道事業者にも要望を行っている」とのことでした。

補助制度の概要及び東横線武蔵小杉駅及び大井町線溝ノ口駅の設置について伺います。

【まちつくり局長答弁】はじめに、補助制度につきましては、本市では、昨年度より、 1日あたりの駅乗降者数が10万人以上の駅を対象とした補助制度を創設しており、 JR東日本では、 川崎、武蔵小杉、武蔵溝ノロ、登戸、東急電鉄では、武蔵小杉、溝の口、京急電鉄では、京急川崎、小田急電鉄では、登戸、新百合ケ丘の9駅を対象としており、ホームドア設置にかかる対象事業費に対し、国が3分の1、神奈川県及び本市が、それぞれ12分の1を補助し、鉄道事業者はそれ以外を負担することとなっております。

次に、東横線武蔵小杉駅及び大井町線溝ノ口駅の設置 状況につきましては、東横線武蔵小杉駅は既に平成27 年3月に整備されており、大井町線溝の口駅は今月末に 設置が完了する予定でございます。

【石田質問】東急大井町線溝の口は3月に設置されるとのことです。田園都市線溝の口ホームもたいへんな混雑で、早期設置を求める声が寄せられています。同僚の石川議員(宮前区選出)は田園都市線溝の口駅ホームで転落した方を駅員と一緒に救助したことがあるとのことで、そのときは大事故にはならなかったものの、ほんとに命の危険と直結していると感じたと言っていました。田園都市線の溝の口駅ホームのホームドアの設置について今後の見通しについて伺います。

又、JR南武線についてですが、武蔵小杉駅の混雑もすさまじく、ホームからの転落や走行中の電車と接触する人身事故がいつ起こるかわからない状況です。早急な設置を強く求めるべきと考えますが伺います。

【まちづくり局長答弁】はじめに、田園都市線溝ノ口駅につきましては、平成29年度の設置を予定しているところでございます。

次に、JR武蔵小杉駅につきましては、 JR東日本が 策定しております、平成30年度までの安全5力年計画においては予定されていないとのことでございます。 しかしながら、JR武蔵小杉駅の混雑状況は、本市としても大きな課題であると認識しておりますこどから、JR東日本に対し、優先的にホームドアを設置するよう要望しており、今後とも引き続き協議してまいります。

【石田・意見要望】先ほど答弁された9駅の早期設置を求めます。その中でも、特にJR武蔵小杉駅については、2014年の予算議会で同僚の大庭議員(中原区選出)が取り上げ、早期設置を要望しています。是非、補助制度を積極的に活用して一刻も早いホームドアの設置をJR東日本に強く要望していただくことを求めます。