議会活動報告

障害者専用・優先スポーツセンターを!《決算の総括質疑》

2018年10月12日

私の行なった市民文化局の決算分科会の質問(9月21日ブログで報告)に引続き、10月5日の総括質疑で障害者スポーツの推進について、健康福祉局長に質問しました。

【質問】

市民文化局は、決算分科会において、今後の取組みについて、既存のスポーツ施設を活用し、快適に利用できる環境整備を進める。「障害者スポーツデー」の回数を増やし、多くの障害者の方が参加できる競技に絞る。障害者スポーツ用具を順次配備する。初級障害者スポーツ指導員を養成すると回答しました。

「障害者スポーツデー」は各スポーツセンターで、年1回、1コマ3時間、専用スペースを確保し、計447人が参加しました。今後回数を増やすには、コマ数をどれだけ増やせるか大きな課題であり、リハビリテーション福祉医療センターの体育館とプールの専用施設としての役割は大変重要です。

健康福祉局所管の体育館とプールの管理運営費、5款5項2目の中の小事業として計上されている1337万円について健康福祉局長に伺います。

障害者スポーツは、スポーツを通してのリハビリ効果が大きく、身体の機能回復及び健康増進を図る等大切な目的があると思いますが、障害福祉と医療を所管する健康福祉局としての見解を伺います。そのためには、障害特性への配慮と安全が充分確保される必要があると思いますが伺います。

【健康福祉局長の答弁】

障害者スポーツにつきましては、障害のある方の社会参加の観点や、リハビリテーションの一環としての位置づけがあり、スポーツを通じて、社会生活に必要な体力の獲得や、身体機能の回復・維持等につながるものでございまして、その実施にあたりましては、障害のある方の特性を理解し、充分に配慮しながら、安全に実施することが大切であると考えております。

【質問】

体育館の2017年度の利用者と引率者の利用人数は8384人で施設の利用状況はほぼ100%に近いとのことです。プールの利用者も大変多く7,8月2007人とのことです。利用団体登録は,桜の風等井田地域施設が7施設、あかしあ園等障害者施設が10施設、川崎市自閉症協会等障害児施設が7施設、ショートテニス同好会等、団体・サークルが11団体の他、川崎市身体障害者協会、市民文化局スポーツ室、健康福祉局精神保健福祉センターなど、38団体にも上ります。

2017年2月に策定された「川崎市リハビリテーション福祉・医療センター再編整備・第3次追補版」では、「リハビリテーション福祉・医療センター」の利用者をはじめとする障害児・者の健康づくりや社会参加の場として活用されている事を考慮して、今後の施設のあり方を検討するとしています。あり方についてこうした利用者や障害者団体から意見をしっかり聞いているのか、どのような意見なのか伺います.

2020パラリンピックに向けて、障害者スポーツの人口と気運が高まると思われる中、体育館及びプールの既存の機能を含めどういう方向で検討しているのか、検討のスケジュールも含め伺います。

【健康福祉局長の回答】

リハビリテーション福祉センター付属施設についてですが、ご利用者や関係団体からは、体育館への冷暖房設備の設置やプールの再塗装工事の実施等について、ご意見を頂いているところでございます。

また検討状況については、体育館・プールの老朽化が著しい事から、躯体等の劣化状況の把握や、施設の安全・改築等への助言等を内容とする調査について、今年度、委託実施しています。今後、老朽化対策の検討を進めてまいります。

【質問】

障害者スポーツは、リハビリテーションの一環としての位置づけがあり、身体機能の回復・維持などにつながるもので、障害の特性を理解し十分に配慮しながら安全に実施することが大切であるとの答弁でした。

「リハビリテーション再編整備・第3次追補版」で述べている体育館とプールについて検討するとしている今後のありかたの考え方とスケジュールについてですが、この計画の基本となる2008年に策定された「川崎市リハビリテーション福祉・医療センター再編整備基本計画書」では、この施設を改修し、「障害者のスポーツ・レクレーション振興の中核施設」「障害者のスポーツの競技会場」「健康づくりの拠点」「市民相互の交流促進の拠点」という4つの主な機能をもつ「障害者専用スポーツ施設の整備を行う」と明記しました。

障害者スポーツを取り巻く環境が変化しているとはいえ、今後の体育館・プールのあり方に付いて、この機能を担保したものにすべきと考えますが見解と対応を伺います。老朽化に関する調査結果はいつ頃までに出るのか、また、調査結果を踏まえた再編整備計画をいつまでにだすのか伺います。

「健康福祉局長の答弁」

平成20年に策定した「川崎市リハビリテーション福祉・医療センター再編整備基本計画書」では、再編整備の方向性として主な機能などを位置づけておりましたが、計画策定から約10年が経過し、障害者スポーツを取り巻く環境が変化している事も踏まえ、昨年1月に策定した同計画書の第3次追補版において、既存の機能を鑑みつつ、引続き、ありかたの検討を行う事とし、現在、ご利用者の意見等を踏まえ、検討を進めているところでございます。

また、調査結果に付きましては、今月末をめどに提出される予定でございますので、調査結果を踏まえ、関係局と調整を図りながら.必要な老朽化対策について、検討を進めてまいりたいと存じます。

以上です。このあと.10月15日の最終日の代表討論で意見要望を述べる予定としています。