日本共産党
前神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
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石田 和子
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平瀬川と多摩川の合流部対策について、国交省に聞き取り(7/27)

2021年7月31日

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27日、畑野君枝衆議院議員と小堀市議、住民と一緒に、2019年10月の台風で堤防からの越水による浸水被害が発生した平瀬川と多摩川の合流部の対策について、国交省に聞き取りを行いました。

① 浸水した多摩川と平瀬川の合流部は堤防がない開口部がありますが、ここは国土交通省の管理下です。そして、②コンクリートの堤防の平瀬川へと続きますが、平瀬川の堤防は多摩川の堤防より約3m低く、東日本台風時は逆流した水が越水してしまいました。平瀬川は県の管理権限ですが、維持管理は河川法16条で川崎市が行っています。

それぞれ管理権限が違うため、これまで、私たちは、京浜河川事務所や国交省、神奈川県、川崎市へと要望してきました。

開口部のところは、堤防がないところです。国は暫定的に土嚢を積みましたが、5月頃に土嚢を撤去し、短期対策として、現在、擁壁を作る工事を8月をめどに行っています。

また、市は短期対策として、東日本台風時の推定水位までアクリル板を設置し、約1、6の高さにしました。

こうした中、平瀬川の管理権限を持つ県は今年4月に「多摩川水系平瀬川ブロック河川整備計画(素案)」を作成し、中長期対策として、高さ3mから3.8メートルの高さにかさ上げする案を盛り込み、県民の意見を聞くパブリックコメントを行いました。

現在、県は、パブコメで寄せられた意見に対する考えをホームページに公表するとしています。ここまではこれまで何度か報告してきました。

27日、国交省担当者に、国が直轄する開口部の擁壁工事は短期対策である。長期対策を聞きました。長期的には堤防を整備する予定だとの説明がありました。

平瀬川の堤防を最高3,8mの高さにすることについて、今までより2倍以上高くなり、住民から川の水が見えなくなることや景観が大きく変わることに不安が寄せられていると話しました。

また、以前から要望した大型水門や排水機場は設置しないとした理由について、川崎市は「広範囲の用地取得や大規模な施設整備に費用と時間を要するため、早期の治水安全度の向上は困難」と述べているが、国の考え方を聞きたい。また、他の対策がないのかできないのかと質問しました。担当課長は、県、市がいろいろ検討した上で、多摩川と同じ高さに整備する案を示したと思う。平瀬川の計画水量は180トンである。現在江戸川には200トンのポンプがあるがここは広域的に低地のために必要だと。他にはこれほど大きなポンプ場はないとのこと。荒川について聞くと、50トンのがいくつかあるとのことでした。平瀬川の場合、多摩川の水位が高くなると、平瀬川の水をポンプで吐ききれなくなるとのことです。

住民からは、多摩川ののみ込む水量自体少なくなっている。流量そのものを大きくする対策を考えて欲しいと発言。川幅を広げるか川底を掘るか、浚渫はやれるところからやっているとのこと。。浚渫について、国の多摩川プロジェクト計画に高津区や中原区に面した部分の浚渫が示されていなかったが、浚渫して欲しいと私からも発言しました。担当した職員は全体を測量して、溜まっているところもあるが流れているところもあり、それらを見て決めている。やらないと言っているわけではなく、部分的には対応しているし、今後も継続して管理していくとのことでした。

小堀市議や住民からも、説明がされていないので住民はどう考えていいかわからないと言っている、住民説明会を開いて、住民にちゃんと説明して欲しいというのが大きな要望である。10年から30年の中長期計画なので、しっかり説明し、住民の意見や要望を聞いて住民の納得できるものにして欲しい。国からも指導して欲しいなどの意見、要望を訴えました。

後日、県の担当者にパブコメに対する考えをいつ公表するのかと聞いたところ、数多く寄せられていて、考えをどうするか市や京浜河川事務所と相談しているので、もう少し時間がかかるとものこと。8月末になってしまうのかと聞くと、そこまで遅くしたくないとのことでした。

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