日本共産党
前神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
ブログ

「いま、守るべきは命」ふたごの会に参加して

2020年8月29日

23日、二子地域の「ふたごの会(日本共産党後援会)」が、志位和夫委員長の日本共産党98周年記念講演のDVDを視聴するつどいを開催しました。

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視聴した後、いろいろな感想や、PCR検査の現状などの質問が出されました。

ある方が、「自然を人間のつごうのよいように変えてきた」「またいつどこで新型のウイルス感染は起きるかもしれない」「感染症の専門的な組織を作らなけれなならないと思う」と発言しました。

私も全く同感です。人間が自然を冒涜してきた。森林伐採など生態系への人間の無秩序な進出、地球温暖化で熱帯雨林が縮小し、それに伴って野生動物の生息域が縮小。人と野生動物の接触機会が増えたことで新たな感染症を人間社会に引き混んでいると多くの専門家が発言しています。

気候変動によって年々豪雨被害が激甚化、そして頻発して大災害になっています。猛暑、酷暑も災害化しています。コロナと熱中症、コロナと台風、根っこは同じと思います。

自らの利潤のためには自然環境を破壊してはばからない資本主義の社会。このままいくと自然からのシッペ返しを人間は受けることになるのでは。コロナを契機に社会のあり方、自然再生エネルギーに転換を、削減されてきた医療、社会保障を良くすることなどが私たちに問われていると思います。

ある方は、コロナが悪いわけではない。母親が元旦に亡くなったが、葬儀をすることは出来たが、今年の年末と来年の年始はどうなるか。初詣ができるだろうか。一人一人の行動が大事。

今、PCR検査は症状があるときにはちゃんと受けられるのか?の質問がありました。電話をしてもなかなか受けさせてもらえないという3月、4月頃の状態を心配されています。県の実態などを報告しました。国や県がPCR検査の対象を濃厚接触者だけでなく、範囲を拡大する方針を出したことを知っている方はどなたもいませんでした。テレビでも報道されていないのが原因と思いますが、厚労省の通達が3度出され、対象を拡大していること。感染者が多数発生していると考えられる地域では、医療や介護施設に勤務する人や入院・入所者に「幅広く行政検査をしていただくことは可能」としたことは知られていません。

政府の姿勢が自治体任せになっているから、全く徹底されていません。千代田区や、世田谷区など、独自の対策を打ち出していることなども紹介し、自治体独自の取り組みを行うこと、共産党は国会を開いてこの方針を財源も確保して示すよう野党とも協力して国に求めている。そのために頑張ることも訴えました。

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