日本共産党
神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
ブログ

視覚に障がいのある方々に寄り添う県立ライトセンターを視察

2019年6月14日

6月7日神奈川県立ライトセンターを初めて視察しました。はたの君枝衆議院議員が

法案の審議の参考にしたいとのお話があり、視察の急なお願いにも関わらず丁寧な説明と中を案内してくださり感激です。行ってみて本当によかったです。

今から71年前、1948年ヘレンケラー2度目の来日から設立に向けて歴史が動き始めたことを知りました。

1965年神奈川県点字図書館開館、その後1974年、視覚障がい者に総合的なサービスを提供する施設としてライトセンターを県が設置、日本赤十字社神奈川県本部が受託運営してきました。2006年から指定管理者制度に移行、現在に至ります。

スポーツ振興事業を加え、体育館、温水プールを設置に感動です

1993年に、スポーツ振興事業を加えリニューアルしたとのことです。視覚障がいの方が、安心して利用できる、体育館、温水プール、トレーニングルーム、卓球室、ジョギングコース、グラウンド、フリークライミングウオールのスポーツ施設を備えているのには感動です。水泳教室、スポーツ教室などを開いているとのことです。

プールはヘリまで温水が満水、進むと、温水が足に感知出来る配慮が。段差を極力少なくする配慮がされています。

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  体育館のバスケットゴールのネットには、鈴が取り付けられ、ボールがゴールには入ると鈴が鳴り知らせます。

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天井、階段状になっているのは、音の反射をより高めるためとのことです。

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卓球は「たま」に鈴が入っていて、ネットの下をくぐらせます。私も挑戦しました。サウンド卓球はとても人気があるスポーツで、川崎でもサウンド卓球をやれる会場が少ないと要望をいただいていました。川崎で、障害の特性に配慮したスポーツセンターの整備をと求めてきましたが、改めてその想いを強く持ちました。

ライトセンターの様々な事業

点字・録音(主にCD)による図書、雑誌、拡大図書を制作、貸し出し。点訳・音訳・対面朗読などの個別サービスを行っています。この日も音訳盤を録音室で吹き込んでいました。週刊現代など点訳している録音雑誌の名前も掲示されていました。

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相談、指導訓練事業として、歩行・パソコン・点字などの訓練の他、事故防止のための講座として、相鉄線ホームの構造などを実地体験指導するそうです。

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楽器体験教室、料理教室、子どものアトリエ教室なども行っています。ちょうど明日が体育館で「ライトセンター音楽祭」を行なうとのことで、会場が準備されていました。

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  視覚障がいについての理解を広めるための普及啓発事業では、県内各地に出向き、移動ライトセンターの、紹介をおこなっています。昨年度は、県内全市町村を回ったとのことでした。ボランティア育成事業も旺盛にやられていることがわかりました。

多くのボランティアの皆さんに支えられています

こうした事業に、実に多くのボランティアの方々が献身的に参加されています。

登録総数は698名、今週の火曜日は200人が、今日、金曜日は80人のボランティアが参加していますと言われました。

ボランティア育成事業により、点字・録音・誘導・写本・在宅援助・レクレーション、スポーツ、ITサポート、デジタル編集など視覚障害者援助ボランテア養成講座を開いています。研修会と在宅者援助部会の案内が掲示されていました。本当に頭が下がります。

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 後に指定管理者制度について

2006年度から指定管理者制度に移行し現在に至ります。

当初、29人の職員体制だったのが、今年度19名に。当時より10人も減員されたのでは、障がい者によりそいながら支援を充実するのは相当なご苦労があると思います。多くは非正規、ボランティアによって支えられていると言っても過言ではありません。

登録されている障がい者も増加、相談事業はとてもニースが多く、4人の相談員はほぼ連日、出張に、訓練に飛び回っている状況とのことです。そんな中、サービスの低下はさせないとの思いはこの事業の求められる重要性がわかるから、献身的な職員さんの努力により保たれていると思います。

こうした福祉の最前線の事業に、コスト削減、効率化を求めていいのか!が問われます。コスト削減が強いられる指定管理者制度はなじまない。こうした施設の充実に予算の増額は必要とあらためて思いました。

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