日本共産党
神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
ブログ

今年も豪雨被害が各地で発生! 平瀬川合流部で2度と浸水被害を起こさないために

2021年7月11日

7月に入り、各地で線状降水帯が同じ地域に長時間とどまり、豪雨被害が発生しています。1日の降雨量が1ヶ月の降雨量を超えていることが各地で起こっています。気候変動により被害が激甚化、頻発化しています。国と川崎市も暫定的な対策をとってきましたが、2度と被害が起きない対策をしっかり講じることが必要です。7月3日、1日に大雨が降って気になる平瀬川の状況を見てきました。

東日本台風の大きな被害から2度目の夏

IMG_1376[1120]

2019年の東日本台風から2度目の夏を迎えています。多摩川と平瀬川合流部の開口部は国の管理下であり、平瀬川の権限は県にあると同時に河川法により維持管理は川崎市が担うことになっていることから、合流部対策は、国と県、市が連携して取り組む仕事です。

そのため、私は、畑野君枝衆議院議員、小堀祥子川崎市議と連携し、住民とともに国交省、県、市に対し、2度と水害被害を起こさない対策を求めてきました。

神奈川県に、県の計画に位置付けることを求めてきました

IMG_1384[1118]

神奈川県に対しては、越水した多摩川の合流部について、県は平瀬川の管理権限を持つ立場から、市と連携し、国交省と協議を行い、大型水門の設置、排水機場の施工、堤防のかさ上げなど抜本的な対策を検討するとともに、2018年7月に策定した県の「多摩川水系平瀬川・平瀬川支川河川整備計画」に対策を盛り込むことを求めてきました。この間、県と市は連携し、国交省と協議を行ってきました。

県が4月、「多摩川水系平瀬川ブロック河川整備計画(素案)」を作成し、5月にパブリックコメントを実施

本年4月、県は①多摩川との合流部の中長期対策として、堤防を、「多摩川本川を考慮した堤防整備を実施する」として、多摩川の堤防と同じ高さ3m〜3、8mの堤防を整備する。

同時に、②住民とともに求めてきた上作延地域の耐震補強護岸工事を盛り込んだ「多摩川水系平瀬川ブロック河川整備計画(素案)」を作成し、4月末から5月末まで県民の意見募集を実施。現在、県は寄せられた意見に対して考え方を整理した上で、県のホームページに公表するとしています。

素案に対する住民意見に丁寧な対応を!〈党川崎市議団〉

現在、短期対策として1、6mの高さまでアクリル板が設置されている場所へ高さ3m〜3,8mのコンクリートの堤防をつくる素案に対し、地元の皆さんからは、安全性が高まるという声がある一方で、「目の前に高い壁ができ川の様子が見れなくなり心配。景観がすっかりかわってしまう」「内水被害が心配」など様々な声があります。共産党市議団は代表質問で、こうした意見に対し丁寧な説明を行い住民の納得がいく計画にするよう求め、市は県と調整・連携を図りながら丁寧に対応すると答えています。

〈今回、これに加えて市が配布した建設緑政局の資料には〉

「水門や排水機場を設置する対策では、広範囲の用地取得や大規模な施設整備に費用と時間を要するため、早期の治水安全度の向上は困難と整理した」と書かれていますがこの妥当性についても問いたいと思います。

〈国交省、堤防のなかったところに擁壁工事〉

そもそも、浸水の最大要因であった国管理の多摩川河川区域は東久地橋桁下から堤防のない開口部となり、多摩川の洪水を平瀬川周辺に溢れさすことを前提としたかすみ堤防です。国は大型土嚢を設置し、6月から8月までに擁壁工事を行いますがこの対策で大丈夫かの懸念もあります

〈納得のいく対策と丁寧な説明を〉

住民への丁寧な説明を行うこと、広域的な治水対策も含め、住民の納得がいく計画になるよう国会と県会、市会が力を合わせて取り組んでまいります。

PAGE TOP