日本共産党
前神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
ブログ

雨天をついて第15回ピースパレードin高津

2022年4月26日

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4月24日、日曜日の午後、改憲の動きが強まる中、今年は雨天でもやろうという主催者の思いに賛同する多くの方々が久本の薬医門公園に集まりました。

オープニングは、松平晃さんのトランペット演奏、主催者挨拶から始まり、最初は政党の挨拶です。私たち共産党は、宗田裕之市会議員、小堀祥子市会議員、のずえ明美県政対策委員長と私の4人で参加しました。代表して私から挨拶をさせていただきました。

社民党、緑の党からも挨拶がありました。

この機に便乗して、アメリカの核兵器を日本に配備して共有する議論、岸田政権が「敵基地攻撃能力の保有」を検討するといっているが、自民党の安全保障調査会は、本質を隠して名称を「反撃能力」に変え、攻撃対象を、ミサイル基地だけでなく、「指揮統制機能」を加えることとした。これは攻撃対象を政府の中枢までということになり、日本に戦火が及ぶことになる、最も危険なことである。軍事費を国内総生産の2%に大拡大を狙っている。今の約2倍、11兆円に及び、世界第3位の軍事力を持つことになる。その財源はどうするのか。

国民の医療や年金、介護、教育、福祉をさらにバッサリ削って、軍事費に回すことになる。

憲法9条を持つ国が、国民の暮らしを壊して、軍事大国になることは許されないと告発しました。力には力で、核には核で対抗すれば、際限のない軍拡競争になります。

テレビの軍事評論家など、コメンテーターが、しきりに「責められたらどうする」の議論をしています。核を配備してアメリカと共有しろ、軍事力を強くしろの議論は、日本を守るどころか、日本が戦争に巻き込まれる議論であり、平和を壊す議論です。

戦争にならないよう外交の努力を組み尽くすのが政治家の役割です。

紛争を戦争にしないという憲法9条を生かして、積極的、能動的に平和外交を行って東アジアに平和の共同体を作ることが大切です。東南アジア諸国連合―アセアンは粘りつよく協議を重ねて、平和の友好協力条約を結んでいて、東アジアにもその枠を広げようと言う動きがあるとのことです。日本を戦争する国にするための9条改憲は許されない、私たちの子どもや孫たちに9条を無傷で渡したい。

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続いて、原水爆禁止高津区協議会、リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会、原発ゼロ市民共同かわさき発電所、たかつフードバンクチーム、神奈川18区市民の会からそれぞれ発言がありました。溝の口駅のデッキまで、デモ行進をして解散しました。

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