日本共産党
前神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
ブログ

2023年度政府予算交渉に臨むーその2

2022年11月23日

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政府予算交渉の続編です。

国交省に対しては

駅のバリアフリー化、ホームドアの設置、踏切問題、河川対策など含め、地元問題でも予算要望を出しました。

多摩川と平瀬川の合流部の堤防のかさ上げについて、景観と防災に配慮した住民の納得のいく詳細設計にすることについて、内容的にはどのようなことが考えられるかと聞いたのですが、→川崎市が行なっているので詳細はわからないとのことです。これまでもシーウオール堤防を提案していますが、具体的な言及はありませんでした。住民説明会で丁寧な説明をしていくと聞いているとの回答。

駅のバリアフリー化・ホームドアの未設置駅の解消のため現計画の前倒し未設置駅の早期設置を各鉄道事業者に働きかけを→都市部へのホームドアの設置の国の補助率を今まで1/3から1/2へ引き上げ、地方公共団体が1/2にし、鉄道事業者の負担割合をなくしていくという計画がある

2022年度中にJR南武線の武蔵溝ノ口駅と登戸駅にホームドアが設定されることになっているが早急に進めてもらいたい。設置のメドと上下線とも設置されるのか→上下線とも設置。今年度中の設置を目指して、現在、ホームの改良やケーブル回線の工事をしている。

県内の未設置の駅について、乗降客の上限人数を引き下げて前倒しで設置されたい→令和8年度に上限の乗降客の見直しを、連携して検討することにしている

JR南武線の大山街道踏切の福幅が非常に狭い問題について、

横断する歩行者自転車、車が交錯して大変危険である。都市計画道路溝の口線の計画があるが遅々として進んでいない。当面の対策として歩行者の歩く幅の確保、踏切の拡幅などを図るよう、JR東日本との協議を要望する→再質問で、国交省が2017年に踏切道改良法の改定で、大山街道踏切を改良する駅に指定していることと、事故多発踏切に指定していると指摘し、都市計画道路溝の口線は、交通管理者との協議をしていると川崎市から聞いているが目処が立っていないのですから、せめて歩行者の歩く幅の確保をお願いしたいと訴えました。→平成28年度に事業認可が下りている、継続して協議中である。が並行して、暫定整備も検討して行くと聞いているとの回答。

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南武線久地駅の橋上駅舎は川崎市が計画を立てて12年も経過するが、大幅に遅れている。久地踏切は遮断時間が長く駅の利用者と久地小学校の通学路であり危険である。「開かずの踏切」になっており、「賢い踏切」に改良して欲しいと要望→賢い踏切に導入効果をJRが検討しているが、久地踏切は遮断時間の短縮が見込まれないとJRから伺っているとの回答でした。なぜか疑問が残ります。平間駅、向河原駅などは「賢い踏切」に改良され、平間駅は報道では1時間あたり8分の短縮が見込まれるとのことです。引き続き求めていきます。

川崎臨海部東扇島水江町線の事業費が当初540億円から1475億円と3倍に増額されたがしy等がこれを独断で了承し進められているが、この橋を作る根拠としてきたコンテナ取扱量や緊急避難路の確保などの理由はことごとく崩れている。不要不急の大規模事業である臨海道路は中止、凍結を求めました。

最後に、航空局に対して

羽田新飛行ルートは住宅街の上空や石油コンビナート地帯の上空を低空飛行し、落下物や墜落があった場合、大惨事につながる大変危険なルートである。また、騒音は毎月平均80dbを超えており地域住民やコンビナート労働者から「うるさい」「圧迫感がある」など中止を求める声が広がっている。中止を求める。→国際競争力の強化のために必要であるとの回答で、住民の訴えが全く響かない、安全であるとの回答。世界にコンビナート上空を低空飛行する危険なルートはありません。だからこそ、50年前に川崎の市長と航空局はコンビナート上空を飛行させないことの覚書を締結していたのを、福田市長が勝手に破棄してしまったのです。ただちに中止し以前の飛行ルートに戻すべきです。

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