日本共産党
神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
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石田 和子
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多摩川の浚渫を早く!国土交通省京浜河川事務所に要請

2020年3月28日

3月26日、多摩川を管理する国土交通省京浜河川事務所に行きました。

畑野君枝衆議院議員が2月25日に国会で多摩川の台風被害の問題を取り上げました。私たち県議・市議と一緒に現地視察し、多摩川の浚渫問題、多摩川と平瀬川の合流地点の国が管理する護岸が低くなっていることなども国土交通省に対策を求め、「堤防や護岸の復旧といった災害復旧事業に・・・このうち、今年度の取り組みとして・・・初年度となります今年度は約35億円の補正予算を計上致しまして、今年の出水期までに完成することを目標」との答弁を得ました。そこで、具体的な台風被害の対策について、畑野衆議院議員、君嶋県議と私、市議会から被害のあった区の市会議員が7人。総勢10人で参加し、それぞれ実態と対策を要請しました。

昨年の10月の台風19号によって川崎市内では高津区を始め大きな被害が出ました。その大元は多摩川が観測史上最大の水量になり、合流する平瀬川の合流地点からの越水が起こり、または多摩川に流れ込む排水樋管から大量の泥水が下水管に逆流。多摩川の堤防の破損などが起こりました。多摩川の川底が高くなり中洲が広がっている実態から2度と浸水被害が出ないようにするため、私たちは早く対策を取るよう質問や実態を話しました。

多摩川の浚渫について

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川底の浚渫について、1月31日に国土交通省が示した「多摩川緊急治水対策プロジェクト」では、「河道掘削・樹木伐採」するという区域が示され、①それが5年間の計画であること ②被害が大きかった高津区と中原区などが除外されていることが問題になりました。このプロジェクトが発表されて私は納得がいかず、すぐに市の河川課に問合せ、また、3月19日に行なった多摩川会でも京浜河川事務所の方にこの区域の浚渫を早期に行って欲しいと質問しました。ここに書いてないからやらないというわけではないとの答えでした。今日は何としても具体的な方向性を示して欲しいと思い、発言し、小堀市議も訴えました。

それについての回答は、①飛行機でレーザー光線を使って堆積の高さを図っている。その数値に基づき急いで掘削しなければならないところを特定し、そこから行うので、緊急性のあるところを逃すことはない。堆積している土砂は多摩川の中の移動なので削れているところもあり、全体として流量が極端に減っているわけではない  ②高津区と中原区の区間川幅が広いので緊急性が少し低いと判断しただけで、やらないと言っているわけではなく、通常の河川管理の予算の中で対策を行い、必要なら予算はつける。」ということでした。

そこで私は、全体として流量があまり変わらないと言っても、多摩川と平瀬川の合流地点の中州は広がっており、多摩川に流れ込みが悪いこと、二子の方も中州が大きく広がっていることは住民が一番よく知っている。写真で示し早く浚渫をと訴えました。また、井口市議から、通常は出水期は浚渫を行わず、台風シーズン以降になるものだが、今年はやるべきところはやるのか。いつどこを浚渫するのかは市民に知らせるのかに対して、「必要なら今からでも浚渫はする。工事の情報はホームページで公開する」ということでした。また「今年は本当に多摩川は洪水にならないのか」に対し、「昨年の台風の規模なら大丈夫です」とのことですが、私は、そのためには早期の浚渫にかかっていると思います。

平瀬川合流地点の堤防の低さ対策について

これも私は必死に訴えました。合流地点の堤防が低くなっていて、東久地橋の桁下から越水して大きな浸水被害が出たこと。川崎市は、短期的な対策として、アクリル板の設置、大型土嚢を積み上げるといっているが、根本的には護岸が低いところに新たに堤防を築く必要があること。 大型土嚢の設置については検証委員会の中間取りまとめの第3者の意見としても、土嚢が果たして効果があるかわからない。「対策の実施に向けて」として、「土嚢の構造について、水密性、耐久性に懸念があることから暫定的な対策とし、早急に中長期的な対応策の検討を行う」としていることから、堤防を築くことを訴えました。 畑野衆議院議員も石田と現地を見たけれど、あそこに「河川管理境界」の立て看が立てられている。国土交通省の区間の堤防が低くなっていると指摘。これも写真を見せました。もちろんわかっておりますとのことでした。

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これについては「検討すべきことが多く、5年間に限ったプロジェクトには盛り込めなかったが、神奈川県と川崎市と相談は始めており、すべきことが決まればこの5年間の間でも予算はつける」との回答でした。

中原区、多摩区、川崎区の対策もそれぞれの議員から発言しました。それぞれみんなあの様な被害を繰り返さないために、わずかな時間で一気に喋ったため、あらかじめの時間がすぐにきてしまいました。でも、直接話すことができて、今後の方向性も、少なくてもやるべきことはやると言われたのですから、しっかり対策を実行する、予算化するところまで取り組んでいくことが大切と思います。

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