このまちで子育て このまちレポート

滋賀県野洲市の生活困窮対策を学びました(視察3日目、11/16)

2016年11月24日

DSC_0545山陽本線で南草津駅から野洲駅につき、野洲市役所へ。人口5万人余、世帯は約2万戸の市です。この間、野洲市の生活困窮対策は、全国的に注目を浴び、視察が非常に多く、市議会の視察はそれぞれの会派が行なっているとのことで、共産党の野並団長からレクを受けました.この日は3つの自治体の共産党会派の議員が一緒にレクをうけました。

野洲市の特徴は、相談機能を集約していることです】
そして「あなたのくらしをサポートします。聞かせてください、その悩み。話してください、その思い」とおせっかいを強化!していることです。

住民が来たら決してたらい回ししない.住民が窓口をたずね歩くのではなく、担当の課が相談窓口に来て解決の道筋をつけていくのです。困難の解決のために庁内連携をしっかりとっています。

〈「市民生活相談課」に「総合相談窓口」を設置〉
その業務として
—市民相談(暮らしの中の困りごと)
—消費生活相談(消費者トラブル、多重債務相談など)
—法律相談(弁護士会、司法書士会.法務局)
—税務相談・行政書士相談(税理士会・行政書士会)
—行政相談(総務省)
—高齢者の支え合い拠点・終活仕組みづくり事業)
—やすワーク(市役所内にハローワーク設置、就労支援と生活支援)
—生活困窮相談(生活困窮者自立支援法)
   ・ 自立相談支援事業
   ・ 家計相談支援事業
   ・ 学習支援事業
を行なっています。
市民生活相談課の全体の職員体制は課長、課長補佐、正規2名、派遣職員、嘱託消費生活相談員、嘱託相談員2名、臨時職員2名となっています。
この事業の中心は、職員の生水さんという課長補佐が、中心になって進めています。

午後4時最後の視察が終わり京都駅から新幹線で新横浜駅へ、盛りだくさんの視察でしたが、本当に勉強になりました。各自治体が創意工夫し、熱心に取組んでいました。学んだことを川崎市に反映していきたいと思います。