このまちレポート

「カフェ潮の路」を訪問しました

2018年4月5日

CIMG2721[3068]今年、NHKニュース「おはよう日本関東甲信越」「首都圏ネットワーク」で紹介された「カフェ潮の路」に6人で訪問しました。西武新宿線沼袋駅から商店街を歩く事15分の所に、商店街や地域になじんだ様相で開店され、稲葉剛さんがスタッフさんでしょうか、常連さんでしょうか、何人かの方とお店の前で笑顔で迎えてくださいました。一般社団法人つくろい東京ファンドが、「ホームレス経験者の居場所と仕事をつくる」「地域の住民も交えた交流の場をつくる」をコンセプトに活動している昼食とカフェのお店です。居心地のよさが雰囲気として伝わってくるお店です。

日替わりランチ、今日のメニューはガパオ風ライス、人参のラペ、花豆 です。栄養のバランスがとれてしかもとても美味しい。500円で頂く事ができるのは、本当にありがたいと思います。気持ちのよい満足感です。食後の焙煎コーヒーも頂きながら、幸せなひとときを過ごしました。お店の中はお客さんが次々とお食事をしていかれます。

常連の方と思いますが、帽子がとてもよく似合うおしゃれなダンディーな方が88歳ということで、驚きました。またもう一人の若い方は、度々食事に訪れるとのことですが、つくろいファンドの運営する個室シェルター「つくろいハウス」に入居、生活保護を利用したのち、仕事を見つけ、今は生保を利用しなくても住まいも生活も自立されているといわれていました。住まいを失った時に入居できる住まいを確保できて仕事に就く事ができれば自立していく事ができるんですね。憲法25条の精神を実感できる活動が展開されていると思いました。