議会活動報告

敬老祝品贈呈は感謝の気持ちでみなさんに 一般質問④

2018年6月28日

敬老祝品贈呈事業は、長年社会の発展に貢献された高齢者の方々をお祝いするための長寿をお祝いする「敬老祝い品」を贈呈する事業です。88歳、99歳以上の方を対象とし、「川崎名産品」、「かわさきものづくりブランド」認定品、「かわさき基準KIS」認証品、「かわさきマイスター」による手作りの品物など、地元川崎にゆかりのある品々のカタログをお送りし、お好みの品1品を選んでいただき、はがきに記入しポストに投函していただくと品物が郵送されるという申し込み方法です。

地域の方から、カタログが送られて来たのを88歳の父親が気づかず、息子さんがきがついたときは申込期限が切れていて対応してもらえなかった。感謝をすると言う事業なんだからもっと周知や申込方法、期限を延ばすとか丁寧な対応ができないのかとのご意見をいただき、とりあげました。

(石田)質問

2017年度の88歳と99歳以上の対象者数と申し込み者数、申し込みのなかった人数を伺います。

(健康福祉局長の答弁)

平成29年度の88歳の対象者数は4231人、申込者数は3,916人、申込のなかった人数は315人、

99歳以上の対象者数は829人、申込者数は777人、申込のなかった人数は52人でございます。

(石田)質問

申込のなかった人数は88歳以上の方は315人が、99歳以上の方は52人との事です。ある方から、昨年88歳の父親にカタログがきていたけど、母親は特養ホームに入所しており、申し込みをされずにそのままになっていて息子さんが気がついた時には年末の申込み期限が切れていたということでした。市役所にも連絡したけど期限が切れているので対応していただけなかったということで、申込方法の改善等の意見、要望をいただきました。

88歳の方、99歳以上の方対象です。一人でお暮らしの方、高齢の二人暮らしの方もおられます。手にとってもポストに投函するまでの行為が困難な方々もいらっしゃいます。敬老をお祝いし感謝の気持ちをお示しするのに、もっと丁寧な対応をすべきではないでしょうか。早急に申込み方法なども含め、対象者のかたにしっかりお届けできるよう検討すべきではないでしょうか。伺います。

(健康福祉局長の答弁

本事業は、対象者の方へお祝い品のカタログを配送し、返信された申込ハガキに基づいて、お祝い品をお送りしているものでございまして.9月の敬老の日を目処にお祝い品をお送りするため、8月上旬に1次締め切りを設けておりますが、それ以降も、より多くの方々がお祝い品を受け取れるよう、年末までの申込をお受けしているところでございます。

また、不在や住所変更等により配達不能になった方に対しましては、所在調査を実施し、所在を確認できた場合につきましては、改めてご案内をしております。

今年度からは新たな取組みといたしまして、9月末までにお申し込みのなかった方に対し、年末までにお申し込みいただくよう申請を勧奨するハガキを送付することとしております。

今後におきましても、より多くの高齢者の方に、お祝い品の申込を頂けるよう取組みを進めてまいりたいと存じます。

(石田)意見要望

新たに、申請を勧奨するはがきを送るとの事です。その効果をしっかり検証してください。この方のように家族のかたが気がつくのが遅くなる場合もあります。同居でなければなおさらです。そのような場合は年度末までなら受け付けるなど柔軟で丁寧な対応をもとめておきます。