日本共産党
前神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
ブログ

新型コロナ感染症の受け入れ病院&検査センターの整備状況

2020年5月30日

5月18日厚生常任委員会で神奈川モデル・ハイブリット版の整備状況が報告され、その後も知事の記者会見で追加が発表されていますので報告します

●地域外来・検査センターの整備状況(5/15現在)

  開設地域           開始時期    方式
① 横浜市 4月27日  ドライブスルー方式
② 横浜市 4月28日 ドライブスルー方式
③ 川崎市 5月11日  ウオークスルー方式
④ 川崎市 5月11日 ウオークスルー方式
⑤ 川崎市 5月12日 ウオークスルー方式
⑥ 横須賀市 4月24日 ウオークスルー方式
⑦ 藤沢市 4月27日 ドライブスルー方式
⑧ 茅ヶ崎市・寒川町 4月22日 ウオークスルー方式
⑨ 平塚市 5月11日 ドライブスルー方式
⑩ 厚木市・愛川町・清川村 5月1日 ドライブスルー方式
⑪ 海老名市 5月1日  地域外来
  5月2日 ドライブスルー方式
⑫大和市 4月28日 検査ボックス活用
⑬足柄上郡 5月13日 ドライブスルー方式

〈その後の状況〉

*5/26知事会見で、・横浜市(6カ所、順次拡大) ・逗子市・葉山町

・秦野市・伊勢原市  ・座間市・綾瀬市  ・小田原市・足柄下郡も設置済みと発表しました。

*当初計画に相模原市域の設置がなかったため、共産党県議団は、5月14日知事あてに提出した第5次要望に「相模原市域など、未設置区域の設置を増やす」よう要望しました。

*5/26日知事会見で、相模原市、鎌倉市にも6月上旬までに設置し、(当初は20箇所設置計画でしたが)6月上旬までに23箇所設置の見込みと発表。他にも調整中の地域があり、今後も順次拡大していく予定とのことです。

【入院医療提供体制】

重症者に対応する高度医療機関や、中等症に対応する重点医療機関を約1200床確保。重点医療機関協力病院を確保した。

●中等症のコロナ感染症受入れ=重点医療機関の整備状況(公表施設)

① 県立循環器呼吸器病センター (横浜市金沢区)
② 県立足柄上病院 (足柄上郡松田町)
③ 国立病院機構相模原病院 (相模原市南区)
④ 川崎市立井田病院 (川崎市中原区)
⑤ 川崎市立多摩病院 (川崎市多摩区)
⑥ 川崎市立川崎病院 (川崎市川崎区)
⑦ 厚木市立病院 (厚木市)
⑧ 横須賀市立市民病院 (横須賀市)
⑨ 東海大学医学部付属大磯病院 (大磯町)
⑩ 海老名総合病院東館 (海老名市)
⑪ 相模原協同病院 (相模原市緑区)
⑫ 湘南藤沢徳洲会病院 (藤沢市)
⑬ 臨時の医療施設 (鎌倉市湘南ヘルスイノベーションパーク内)

 *5月中旬から39床で受入予定、7月上旬に全180床が稼働予定

そのほか民間医療機関においても受入

●軽症・無症状者向けの宿泊療養施設(約2300室)

① 湘南国際村センター (葉山町)
② アパホテル&リゾート横浜ベイタワー (横浜市中区)
③ 横浜市立市民病院 (横浜市保土ヶ谷区)
④ 旧北里大学東病院看護師寮 (相模原市緑区)

●精神科コロナ重点医療機関

① 神奈川県立精神医療センター (横浜市港南区)
② 臨時の医療施設 (鎌倉市湘南ヘルスイノベーションパーク内)

 

 

●小児コロナ受入医療機関(拠点医療機関)及び保護者がコロナで入院などの際に子供を受け入れる専用の児童福祉施設

(1)小児コロナ受入医療機関について

広域のブロックごとに拠点医療機関を位置づけ、ブロック内の医療機関が連携して子どもの新型コロナ患者に対応する。

小児コロナ受入医療機関は県内で30〜40機関程度を想定    

小児ブロック 拠点医療機関
横浜北部 昭和大学横浜市北部病院
横浜南部 横浜市立大学付属市民総合医療センター
川崎 聖マリアンナ医科大学病院
横須賀・三浦 横須賀市立うわまち病院
東湘・西湘 藤沢市民病院
相模原・県央 北里大学病院
伊勢原・秦野 東海大学医学部付属病院

(2) 保護者がコロナで入院の際に受け入れる専用の児童福祉施設

成光学園 座間市    7人
厚木児童相談所 厚木    5人
おおいそ学園  大磯町    7人

 

保護者が感染し入院するなど保護者が不在となることにより、子供の一時保護が必要となる場合、まず子どもに迅速にPCR検査を行うとともに、年齢や症状の有無などの状況に応じて、小児コロナ受入医療機関での入院のほか上記の専用の児童福祉施設で一時保護します。感染症対策の訓練を受けた児童相談所職員(保健師など)が対応にあたります。

●妊婦、新生児の命を守る「周産期コロナ受入医療機関」の設置

妊婦、新生児のコロナ患者の命を守るため、神奈川県周産期救急医療システムを活用し、県内を6つのブロックに分けて、各ブロックの周産期医療機関が連携して対応する「周産期コロナ受入医療機関」の体制を整備する。基幹病院が拠点医療機関としての役割を担い、ブロック内の周産期医療機関が連携して、妊婦、新生児の新型コロナ患者を受け入れます。

周産期コロナ受入医療機関として県内で25機関程度とする。

周産期ブロックごとの拠点医療機関(基幹病院)

① 横浜 横浜市立大学附属市民総合医療センター
  神奈川県立こども医療センター(新生児のみ対応)
② 川崎 聖マリアンナ医科大学病院
③ 三浦半島 横須賀共済病院
④ 湘南 東海大学医学部付属病院
⑤ 西湘 小田原市立病院
⑥ 県央北相  北里大学病院

妊婦は、PCR検査等で陽性となった場合、軽症であっても原則として周産期コロナ受入医療機関に入院いただきます。受入医療機関の選定にあたっては、ブロック内で受入が困難な場合には県の災害時小児周産期リエゾン(災害時に主に周産期医療にかかる総合調整を行うため、県が委嘱した医師・令和2年4月現在、産婦人科・新生児科のリエゾンは17名)が入院調整を行う。

介護者がコロナ入院で不在となった在宅の高齢者・障害者を受け入れる専用入所施設の設置

5/26知事会見で、家族が新型コロナに感染症で入院し、介護者が不在となり、在宅で高齢者や障害者の方が取り残された場合に備え、このたび本人が陰性の場合に受け入れる「短期入所協力施設」や、陽性・軽症でも福祉的ケアの割合が高く医療機関の入院が難しい場合に受け入れる「ケア付き宿泊療養施設」を新たに設置すると発表。この問題も福祉関係の方々から要望を受けて5/14、共産党県議団の第5次要望にて知事宛てに要望しました。

◀️専用の「短期入所協力施設」(陰性対応)を全5カ所設置予定

・介護保険事業所3カ所(横須賀三浦地域、湘南地域、県西地域)

・障害福祉事業所2カ所(横須賀三浦地域、県西地域(県立やまゆり園))

◀️ケア付き宿泊療養施設(陽性対応)を全2カ所設置予定

・秦野精華園

・県西地域

PCR検査の結果が陽性の場合は、高齢者や障害者は軽症であっても原則として重点医療機関や協力病院などの医療機関に入院いただきます。しかし、コロナが軽症または無症状で、かつ認知症や重度の知的障害などにより福祉的ケアの比重が高く、医療機関への入院が難しい場合は、専用のケア付き宿泊療養施設に入所いただき、施設において感染症対策に配慮した上で福祉的ケアやサービスを提供します。

福祉施設の感染発生時の応援職員派遣事業の開始について

事業概要

福祉施設において新型コロナウイルス感染者が発生し、職員の入院や自宅待機などによって、施設本来の福祉サービスの維持が難しくなった場合、あらかじめ登録いただいていた「応援職員を派遣することが可能な施設」や「短期的に勤務できる方」の名簿の中から神奈川県社会福祉協議会が支援希望施設とのマッチングを行い、職員を派遣したり、短期雇用できる人材を紹介します。派遣などに必要となった旅費や新たに生じる雇用費などについては、県が財政的支援を行う

登録先   県社会福祉協議会 045−311−1423

登録状況  令和2年5月18日から、応援.協力が可能な施設、個人の募集を開始。5月25日現在 14施設、53名(施設、個人合計)の登録をいただいている。

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