県立特別支援学校の新設が答弁されました!
2021年12月2日
川崎市南部に新設されることに!
11月30日の他会派の代表質問の答弁で、川崎市南部、横浜市東部にそれぞれ特別支援学校が新設されることがわかりました。また、県立総合教育センター亀井野庁舎跡地を活用し、藤沢養護学校の増改築もされます。
設置場所や、学校規模などは協議していくとのことです。「かながわ特別支援教育推進指針」素案にこうした考え方を盛り込んだ修正案を、今会期中に示す。その後、パブコメを実施した上で今年度中に指針の策定をしたいとの答弁でした。
私も今年7月5日の社会問題特別委員会で、幸区の保護者の方からいただいた切実な実態を紹介し、川崎南部に増設を!と質問してまいりました。(7/10付けブログ)
その際、小学部から高等部までの知的障害教育部門、肢体不自由教育部門の受入枠の拡大や既存の特別支援学校の通学区域の変更を検討し実施すると答弁していました。
充実した学校になるよう注視していきたいと思います。ぜひご意見をお寄せください。
共産党県議団はこの間、文科省の教室不足数の調査で明らかなように昨年度は全国2番目、その前年度は全国1番目に教室の不足数が多かったことから、特別支援学校の増設や年次整備計画をいろいろな機会をとらえて求めてきました。
文科省が多くの関係者の方々の粘り強い要望を受けて、特別支援学校だけなかった設置基準をつくり、県も現在、指針を検討する中で、この方向性を示してきましたが、1歩前進で嬉しいことです。