日本共産党
神奈川県議会議員

石田 和子

いしだ かずこ
くらしと平和 希望ある未来へ
石田 和子
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一般質問その2=保健師を10月に前倒しで採用!と知事答弁

2021年9月18日

その2は
保健所の体制の強化についてです
 
【石田質問】

保健所は、母子保健法、公衆衛生に関する法律などに基づく多くの業務があるが、コロナ禍において、積極的疫学調査、PCR検査、クラスター対策などのほか、医療機関から毎日送られる陽性患者の発生届の一人一人に、その日のうちに電話して、基礎疾患の有無や症状などを聞き取り、シートに入力して医療危機対策本部室に送っているとのこと。

医療機関からの発生届は21時過ぎに送られてくることも多く、夜遅くまで対応が必要になることもあるとのことです。電話すると、感染者は不安の気持ちがとても強く、1件あたりの聞き取りに、1時間近くかかることが多いとのことです。新規感染者が急増している中、本庁からの応援や人材派遣会社からの派遣職員を入れて対応しているとのこと。

自宅療養者への聞き取りの応援を行っている東京都内の保健所に勤める事務職の方の取材記事に触れた。「持病のある人に服用している薬を聞く項目があるが、現状が深刻な状況かどうか専門職ではないので判断ができない。素人による聞き取りで容態が急変した時の責任はどうなるのか危惧する」と述べており、この記事は、専門職である保健師の体制強化の必要性を如実に示していると思った。

2021年度の県域の保健師は2020年度より、常勤が1人減って82人。非常勤は10人増えて25人に。この間、私たちは保健師の人員増を求めてきた。常任委員会では「増員配置に努め、増員する分は定数増にする」と答弁があったが、2021年度、増員が実現していない。

保健師の時間外勤務の実態は

過労死ラインの月80時間以上の時間外勤務をした保健師は、2020年度の上半期延べ17人、下半期は延べ49人。さらに、100時間超えは2020年12月が13人、21年1月は9人。もっとも時間外勤務が多かった方は8月に月198時間、次が10月に月182時間、次が4月に162時間で、過労死ラインの倍以上も働いている。いずれも所管区域の人口と感染者が非常に多い厚木保健福祉事務所の方です。

9月14日のわが党の代表質問で述べた、墨田区の重症化させない体制づくりに大きな役割を担っているのが保健所である。毎日、体調の異変、血中酸素飽和度、不安なことなどを聞きとり、異変があった場合は保健所の指示で医師や看護師が往診し自宅で酸素投与、ステロイド医療を行うとのこと。コロナ前の保健所の感染症担当職員は10人から、2020年4月からは派遣保健師や応援職員含めて100人体制で、自宅療養者に頻繁に連絡を取って不安を減らすことで医療現場への負担も減らすことができると報じられた。

〈質問〉→(知事答弁)0002

今年度、年度途中でも保健師を増やすべきですが伺う。また来年度以降の正規保健師を増やす取り組みについて見解を伺う。

→(知事答弁)保健所は感染者の命を守り感染拡大を食い止めるコロナ対策の最前線でありその中でも保健師は療養者の健康観察疫学調査など中心的な役割を担っているためその確保は大変重要だ。しかし保健師は全国的にも限られた人材であり確保することが非常に厳しい現状になっている。そこで今年度は非常勤職員の配置や人材派遣の活用のほか県内自治体看護系大学からも応援をいただき 人材を確保してきた。 また来年度に向け保健師20名を募集し そのうち一部を 10月に前倒して採用してコロナ対策に対応できる体制を確保していく。 さらに来年度以降も保健師の計画的な採用を行うと共に感染状況に応じて 応援や派遣を活用するなど 人材確保に取り組んで行く。 こうしたことにより保健師の適正な配置にしっかりと取り組み感染者急増に備えた 保健所の体制強化に努めてまいる。

【意見要望】保健所は陽性患者の状態を把握し、不安や異変の察知、医療に適切につなぐ要であり、重症化を防ぐ上で体制の強化が求められます。懸命に、本当に懸命に頑張っていただいていますけれども、今の体制では電話がなかなか繋がらないとか、かかってこないということが起こりえる状況だと思います。20人の採用の前倒し(答弁は募集でした)も含めて検討をしているということですし、今後の増員に向けた取り組みを含めてぜひ前向きな検討よろしくお願いしたいと思います。

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